「魚が食べられなくなる日」勝川俊雄

こんにちは!

つづすけです!

最近読んだ「魚が食べられなくなる日」という本。

「魚が減っている」とか「漁業が衰退している」とかいうお話はたまにテレビなんかでもやっていて、ご存知の方も多いと思います。

ボクも以前の職業柄、魚を扱うことも多かったので気になる話題ではあったのですが、これまでなんとなく「魚って減っているんだ」ぐらいの認識でした。

今回この本を読んで、「魚ってピンチなの?!」「減っている理由ってそんな理由なの?!」みたいな知らないことがたくさん。

普段の食生活に欠かせない魚のことをちょっとお勉強です!

 

魚の獲れる量が減っている?!

最初にも少し書きましたが、「魚の獲れる量が減っている」っていうことは皆さんなんとなく知っていると思います。

テレビのニュースなんかでも、「今年はサンマが不漁です」とか「中国籍の船が密漁し〜」というような話題が出てきますよね。

ボク自身も魚が減っていることは知っていましたが、その原因は「地球温暖化で海水の温度が上がっている」とか「外国の船が獲っていく」というようなことだと思っていました。

ただ、この本ではそんな原因が全く否定されてしまいます!

 

魚が減ったのは乱獲が原因だった?

そりゃ自然のものを獲り過ぎればだんだん減っていきますよ!そんなことあまり聞いたことなかったんですが・・・

本を読み進めていくと、まさにそんな感覚でした。

マグロは獲りすぎて数が減っているのは聞いたことがありますが、他の魚に関しては恥ずかしいことに初耳でした。

生物資源は、鉱物資源などと異なり、適切な環境が整っていれば自然に増加するため、半永久的に利用することができます。しかし、乱獲などで資源が減りすぎると、生産力が失われてしまいます。長期的に見て、その魚の増え方が最大にになるような魚の水準を維持して、増えた分だけ獲るようにすれば、長期的な漁獲量を最大にすることができます。

簡単にまとめると・・・

魚を獲りすぎることによって、増える量よりも減る量のほうが上回ってしまっているんですね〜。

でも地球温暖化とか外国船の乱獲も関係あるんじゃ・・・なんていう疑問にも明快な答えが用意されていてなるほど納得させられますな。

 

ノルウェー産のサバ

そんな日本の状態ですが海外ではどうかとういうと、漁獲規制を導入している国がほとんどのようです。

そんな漁獲規制の成功例として登場するのが、ノルウェー産のサバ

最近では、飲食店でも見かけることの多くなりましたね!

脂の乗りが良くて、美味しいなんていう評判を聞いた事があります。

で、なんでそんなに美味しいサバが獲れるのかというと漁獲規制の成果なんだそうです。

ノルウェーのサバ漁船は、日本の巻き網漁船と比較するとサイズが小さい上に、網も大きくありません。なぜなら、ノルウェーの漁業者は、早獲り競争のためにコストをかける必要がないのです。その代わり、魚を傷つけずに水揚げするためのフィッシュポンプ(魚を水とともに吸い上げて移送する装置)や、獲った魚を冷やしておく冷凍設備などが完備されています。限りある資源の価値を高める方向に漁船が進化しているのです。

ノルウェーは個別漁獲枠方式を導入し、質と安定供給で勝負する漁業に転換しました。(後略)

つまり、獲れる魚の量が決められているので、小さい魚や鮮度の悪い物を獲って安い値段で売るよりも、サイズの良い鮮度の良い魚を高い値段で売るということです。

そうすれば、いつでも美味しい魚が供給できますよね!だからノルウェーのサバは脂乗りがいいなんて言われるんですね〜!

 

まとめ「今すぐできることはないかもしれないけど勉強になった」

他にも海外ではどうなのか?とか日本が魚が獲れなくなっていった歴史とかが書かれています。

ちょっと魚が減っているから、すぐ何かしなきゃ!みたいなことは個人ではできないかもしれませんが、当たり前のように身近にある魚のことを少しは知ることができました。

毎日行う「食べる」という大切な行為だからこそ、「食の持続性」という1つのキーワードは覚えておきたいですね。

それでは、また〜!

 

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